投稿者: oroa

エンゲージリング
Pｔ900
ダイヤモンド（中央：0.223ct、脇：0.48ct）

2015年にオーダー制作したエンゲージリングです。
中央のダイヤはD、VVS1、3EX、ハートキューです。
ダイヤの高さを抑え、引っ掛かりが少なくなるように埋め込み、ダイヤの魅力を最大限見せるように、ダイヤを覆わないで共有爪で留めています。

マリッジリング
Pｔ900

エンゲージのオーダーから７ヶ月後にマリッジのオーダーを頂きました。
凹凸のあるレリーフ状の彫りをご希望でした。
地金に直接彫るのは困難なため、ワックス原型の段階で下彫りを施し、キャスト後、本彫りをしました。

素材：SILVER　950　　石：ピンクトルマリン

フープピアスに着けるチャームです。
とても美しい形です。華奢で繊細な作りなので磨きに苦労していました。

SILVER　950（ロジウムメッキ）

以前、エンゲージリング、マリッジリングをお作りした親戚に、女の子が生まれました。お祝いに差上げたペンダントです。
表には、模様の中に名前を隠し彫りしています。裏には、生年月日、時間、体重が、ご両親（赤ちゃんの）の手で刻印してあります。

　6年ぶりに来た生徒さんの作品です。
最初にベビースプーンを制作したのが、2007年。2010年までの間にベビースプーンをもう2個とベビーリングを2本制作していました。
今回は6年ぶりに現れ、ベビースプーンを3個作りました。
スプーン、リングには、それぞれ赤ちゃんの名前、生年月日、体重が打刻してあります。

こんなに沢山のご友人にプレゼントしている彼はまだ未婚です。モテるのに。

K18ピンクゴールド
ルビー

2006年にオーダー制作した作品です。
良くオーダー頂く方より、「ハワイ在住の日系の知人に・・・のお祝いにプレゼントをあげたい」と、言う事で、 桜をデザインしたスピラをオーダーされました。

本体はピンクゴールドで制作し、ロジウムの差しメッキで華やかさを出しています。

K18
ダイヤモンド

2013年にオーダー制作したリングです。
「特殊なカットのダイヤ（正面から覗くと桜が見える）を手に入れたので、腕を桜にした華奢なリング制作して。」と言うご依頼でした。

腕の桜の花は、大きさ2.5mm弱、切り抜いた部分は1mmに満たない大きさです。一つ一つの花を糸鋸で切り抜いて組み合わせてリングにしています。

今の季節になると思い出すリングです。（2017年3月30日記）

SV 925
アルマンディン・ガーネット

ネクタイピン、カフスボタンから外したアルマンディン・ガーネットで、アンティーク調のリングを制作しました。
ご覧ください。

SV 925
キュービックジルコニア

簪（かんざし）のオーダーです。
飾りの部分は漢字一文字、全体にキュービックジルコニアを彫留しています。

髪に挿す軸の部分もシルバーで作りました。シルバーはステンレスや真鍮に比べ柔らかく、簡単に曲がってしまいます。また、つるっとした鏡面にしてしまうと抜け易くなってしまいます。
考えた末、鎚で叩いて整形し地金を硬化させ、抜け難くなるように表面に凹凸、軸の太さにに変化をつけることにしました。

K18 Pt900
ダイヤモンド

　初めにメールでお問合わせを頂きました。内容は、いつの間にか使わなくなってしまったリングのリフォームについて、予算内で可能か？と、具体的なイメージが書かれており、手持ちのリング画像と参考画像が添付されていました。
制作可能な旨をお伝えしたところ、近くにお住まいとのことでアトリエにお越しいただきました。

リフォームしたいPtリングと他のジュエリーを何点かお持ちになり、普段好んで使っている物などを見せて頂きながら、話を進めて行きました。
アトリエで地金の引き取りが可能と分かると、要らなくなるPt地金と相殺でピアスのリフォームもお願されました。理解と判断が早い方で、サクサクと話がまとまりました。
＊古物商許可 神奈川県公安委員会許可第452660006780号 時計・宝飾商

　ジュエリーを沢山持っている生徒さんが、使わなくなったリングなどからダイヤを外したところ、結構な量になりました。そこで、自分と娘とお嫁さんにリングを作る事にしました。

　まず、ダイヤをサイズ毎に選り分け、どの様なリングを何本作るかを考えました（できるだけ手間をかけず、コストを抑え、使える物）。一文字のリングをPtで2本、K18で3本、手持ちのサファイアとアトリエで購入したシャンパンカラーのダイヤ（なんとハートキューが現れる）のリングを制作することにしました。

　1本目のPtのリングは原型を生徒さんがワックスで制作（穴あけまで）、彫留めは石留職人さんにお願いしました。
　2本目、3本目は原型をシルバーで制作しました。石に合わせて穴を開け、爪を作るところまで、生徒さんがご自分で作り、型を取ってキャストしました。石留めは、アトリエで引き受けました。
　サファイアのリングはシルバーで原型を作りキャスト、石留めはアトリエで引き受けました。ダイヤのリングは3本目のシルバー原型を改造しWGにキャストし、制作しました。

　構想から出来上がるまで1年ほどでした（週1回、他の事も並行にやりながら）。

『ジュエリーメイキング』コースの生徒で『アラカルト』の課題を作る生徒さんが複数おります。単に作ってみたいから、作っているのですが・・・。

アラカルトの課題を『ジュエリーメイキング』で作るのと『アラカルト』で作るのでは、同じ物を作るのでも作業がだいぶ違ってきます。

• 『アラカルト』では作る物の材料を、アトリエ（私）が事前に作りやすい形に加工して準備しておきます。片や『ジュエリーメイキング』では、任意の材料を自分で作りやすい形に加工するところから始めます。
• 『アラカルト』ではデザインのアレンジができません（例外在り）。片や『ジュエリーメイキング』で作る場合はアレンジが自由自在です。
• 『アラカルト』では全てアトリエでの作業です（例外在り）。片や『ジュエリーメイキング』で作る場合は、アトリエでしかできない作業はアトリエで、アトリエ以外でもできる作業は任意の場所で作業できます。

コストはどうなのでしょう？実際に計算してみます。

上のリングは『ジュエリーメイキング』の生徒がアラカルト【18】（14,200円）を作ったものです。
手持ちの地金を用いて、家で出来るところは家で作業し、アトリエでの作業は3時間くらいでした。
2,200円（地金代）+3,700円（1.2回分のチケット代）＝6,000円弱で作ってしまいました。
この生徒は家での作業環境が整っているので、ここまでの差が出ましたが、『ジュエリーメイキング』で制作する方が安くなる事は確かです。

K18
スター・ルビー

ベビーリングのオーダーです。
全体に洋彫りを施し、誕生日石のスタールビーを留めてあります。
内側にはwish your happinessの言葉と誕生日時、赤ちゃんと御両親の名前が刻まれています。